ヒストールのブログ(葦)

新年おめでとう

【チェンソーマンアニメ第3話】何度も出る自動車男とハロウィン🎃

 

🎃
 
 ハッピーハロウィン!
 わたしは聖書と正義と悪女好きのヒストール、よろしく。
 これは原作ネタバレだらけの『チェンソーマン』アニメ第3話の追記記事。完全に原作既読者向け!アニメ勢は見ないでね。アニメは作画は良いけれど、作品全体を破綻させる改悪がひどすぎるし、作品を全然読み込んでいない。監督が『ファイアパンチ』、『さよなら絵梨』、『ルックバック』、短編集を読んでるのかさえも怪しいウィン。
 

車とコーヒー
 
 原作でもアニメでも、アキが運転する車内で、マキマがデンジが「チェンソーの悪魔」になれると語る。マキマは続けて「コーヒーの悪魔」と「車の悪魔」について語る。これと絡んで、後で特徴的なコーヒー店の前で自動車に関する事件が起きる。その前にも自動車に関わる事件が起きる。アキの運転する自動車に問題が起きる。電車のシーンと報道もある。そして、アニメでカットされたパーキングエリアの少女と筋肉の悪魔。コウモリの悪魔が投げた自動車に乗っていた男。これらの共通点は「」。
 

自動車の男
 
 アニメでは改変されてちょいヒゲ面がわからなくなっている自動車の男、実は2巻と7巻と11巻に繰り返し登場する。

ちょいヒゲ
 
 2巻。自動車の男はコウモリの悪魔とデンジに投げられ、「チェンソーが頭に刺さっている悪魔」を語る。彼はヒゲがあるとわかるように演出されている。アニメではこれらの演出がカットされている。そして、非常に重要なことなのだけれど、ある時期になるまで「チェンソー」という単語は特殊な悪魔や特殊な人物しか口にしない
 

ドイツに流出
 
 そして、デンジがヒルの悪魔に右腕を取られ、不完全な変身しかできない瞬間。この国家機密は写真撮影されてドイツに流出している。トーリカの師匠は美しい。誰が流出させたのか。現場にいて「チェンソー」とか言ってた人が怪しい。
 

ハロウィン!
 
 7巻。自動車の男はまた自動車の男。売国奴め!貴様はまたわが国の情報をドイツに売る気だな!冤罪でもお前のせいにしてやる!彼の自動車はクァンシ一行の自動車に追突された上、魔人コスモからハロウィンを食らう。( ´∀`)bグッ! 厳密には攻撃ではないけれど、これを食らうとハロウィンしか言えなくなるウィン。
 

何かおかしい
 
 11巻。自動車男はハロウィンの悪影響で頭髪が減り、ちょいと記憶がおかしくなっているチェンソーマンはあなたを「でっけぇコウモリから守って」ないよ。と言うか、「電車で私を助けてくれたの」と言ってる女性も、「パーキングエリアで私を助けてくれたよ!」と言う少女も、よく聞くと発言がおかしい。記憶を改ざんして支配できる者がいる。電車、自動車、パーキングエリア。ここに共通しているのは「」だ。これはマキマが人間を【忠実で扱いやすく賢く愚かな犬】と語るシーンで出てくる人たち。話の流れ的に、この三名は犬として支配されている。他にも「車」に関する案件が多すぎる。だから「車の悪魔」を語ったマキマにある疑惑が浮上する。マキマは車の悪魔を支配しているのでは?

樹屋珈琲☕
 
 第57話。「樹屋珈琲」の前で突然、
 

バッ
 
自動車事故が起きた。面白い事件だったね…。ほとんどの読者はこれをパワーのせいだと誤解させられている。編集の林士平すら読者を誤解させている。しかし、原作勢は思い出してほしい。マキマはコーヒーの悪魔との悪魔について語っていた。これはコーヒー店の前で起きた自動車事故だ。マキマは悪魔も魔人も支配して、その能力を行使できる。車の悪魔を支配しているなら、コベニカーを動かすこともできる。わたしは以前もこの考察をしたのでこの記事ではすべてを語らない。ただ、注意深く見ると、パワーがやったにしては不自然な状況証拠が多い。ぜひコミック派は確認してほしい。
 

聴いてます
 
 一部だけ解説すると、マキマは鳥を使ってこのシーンの前に起きた自動車の事件と盗難自動車をずっと盗聴していたアメリカのデビルハンターたちが黒瀬と天童とスバルを殺して死体処理してる時も、ニセ黒瀬がコベニと暴力の魔人を騙してる時も、マキマはその会話を聞いていた。
 

マキマからの伝言
 
 マキマはすべて事情を知った上で、ニセ黒瀬に伝言していた。マキマは「意趣返し」で攻撃する。「尸体在说话」と言った側には「死体が喋っている」。銃撃した者には「ぱん」。マキマは自動車事故を起こした者、男入り自動車を投げた者には、自動車事故で意趣返しする。それがコベニカー事件の真相だ。マキマ大好き!
 

ヒゲがわからん
 
 他にもたくさんある「車」の要素を理解していれば、パーキングエリアの少女をカットしないし、コウモリの悪魔に投げられる自動車の男は、その人相をハッキリ見せるだろう。ヘボ監督はまともに原作を読まずに、「パーキングエリアの少女はカット」「人相がわからない車の男」に改悪してしまった。MAPPAはやらかしたハロウィン🎃!


車と電車
 
 「自分のを投げ飛ばされたという男性の話」や「電車でデンジが戦っておる!」と車を【テレビ】で強調していても、後にこの男性と電車でデンジに助けられた女性が【テレビ】に出てきても、ヘボ監督やヘボ演出家は気づかないらしい。この犬どもめ!自動車男は報道と合わせて4回も出てくるんだぞ!これは細かい話ではなく、『チェンソーマン』の手法を理解してるかどうか。タツキの手法がわからないなら演出も何もないし、公安側の描き方がおかしくなる。車の他に、アニメは全体を破綻させる改悪が三つある。きっとこれからも改悪はどんどん出てくるだろう。MAPPAによるアニメ版チェンソーマンは質的に失敗している。作画と声優と音楽だけではダメ。いずれ、『チェンソーマン』を正当に評価してくれる別のアニメ会社に作り直してもらいたいハロウィン!
 

向いてなかったのかな
 
 今回のアニメは失敗だった。次のアニメに期待し、『チェンソーマン』のイェイイェイな未来を願って、ハッピィィィィ、ハロウィン🎃!