ヒストールのブログ(葦)

ガンタンクってそういう

【呪術廻戦261話】菅原と藤原、ミトラとインドラ



 

 

 ハロー、エヴリワン。

 わたしは藤原の子孫で、菅原道真好きのヒストール、よろしく。

 本誌ネタバレ注意。『呪術廻戦』261話の短め考察。

 

 

羂索は女仏

 

生死の大海に餌をまき不空の索をもって衆生の魚を釣り上げ菩提彼岸に送る

 

━━『諸宗仏像図彙』不空羂索観音

 

「羂索(不空羂索観音)」は藤原氏が独占した雷の観音。雷神タケミカヅチと同体。この観音は「生死の大海で衆生の魚を釣って彼岸に送る女仏」。仏教に珍しい「不空」の仏。「無量空処」とは逆の要素。

 

 

スガフジかフジスガか

 

菅原の血を引く憂太が、藤原の不空で、五条の空と同化した。憂太が人間性を捨て、バラバラだった菅原の雷神、藤原の雷神、帝釈天の雷神を揃えた。

 

帝釈天×帝釈天

 

そして、雷を使う宿儺も雷神の帝釈天の印を使ってる。昼の阿修羅王ミトラ、名前の意味は「契闊(契約)」。阿修羅王帝釈天は敵同士。アシュラ(うずまきナルト)とインドラ(うちはサスケ)が一つに。

 

ゴジョゲリオンパイロット、乙骨憂太です!

 

空と不空が合わさった者、昼の阿修羅王帝釈天が合わさった者が戦う。純愛の勇太は怪物になった。逆に、人間と怪物を分けない宿儺は、愛と人間性を拾うかもしれない。

 

ミトラに食われたヴァルナ

 

昼の阿修羅王の双子ヴァルナ、光の最高神アフラ・マズダーになる予定だった者。天使の前身。北欧神話で天狼フェンリルになった者。全ての父オーディンを殺し日月星を滅ぼす者。狼な悠二の本番はもう少し後か。 

 

タケミカヅチ

 

ここまで読んでくれた人は「すげー壮大だ」と思ったかもしれない。でもわたしは『呪術廻戦』の雷に限界を感じた。わたしは日本神話・ゲーム・漫画の雷を考察中で、すでに限界を超えてしまったから。菅原の雷はもっと奥深い。