【チェンソーマン第二部】アサ（雷）とユウ（雷）のサンダー考察
悪女は正義！（あいさつ）
わたしは聖書とカミナリと悪女好きのヒストール、よろしく。
わたしも悪女の椅子になりたい！いや誤解です。これは『チェンソーマン』のサンダーの背景考察。ネタバレ注意。『チェンソーマン』はなぜ太陽が弱り、電ノコが中心になっているのか？それは日本人が知らない【太陽に勝る雷】のため。ギリシャ神話の雷神ゼウスや北欧神話の雷神ソーは、よその国の昔話じゃない。古今中東西、西洋と中東とユダヤは天地万物を構成するR、【太陽に勝る雷】をシェアしている。雷と言っても、創造主（Creator）やキリスト（Christ）やマリア（Mary）、ネイチャー（nature）の四元素━━アース（earth）、ウォーター（water）、ファイア（fire）、エア（air）すべてに入っている電子的な雷。インターネットや電子機器の発達はあくまで雷文字Rのおまけ。日本は太陽の国なので、【太陽に勝る雷】が封じられてきた。まずは右の悪女イザナミと八つの雷を黄泉から解放しよう！左の離婚野郎イザナギは黄泉にぶち込め！
○八つの雷
アラビア語の雷「ラアド（رَعْد）」
ヘブライ語の雷「ラアム（רַעַם）」
イラン語の雷「トンダール（تندر）」
ヒンディー語の雷「ガラジ（garaj）」
ギリシャ語の雷「ブロンテー（βροντή）」
ラテン語の雷「トニトルウム（tonitruum）」
フランス語の雷「トネール（tonnerre）」
ポルトガル語の雷「トロヴァオ（trovão）」
古ノルド語の雷「スルーマ（þruma）」
ドイツ語の雷「ドナー（Donner）」
オランダ語の雷「ドンダー（donder）」
スウェーデン語の雷「ドゥンデル（dunder）」
英語の雷「サンダー（thunder）」
八つじゃない！？でもRは雷パワーじゃ！
タイヨウは死んだ。『チェンソーマン』では太陽に異常か起きている。早川タイヨウが死んでいる。満月は何度も描かれる。太陽や朝日や夕日は描かれない。闇の悪魔が銃の悪魔よりずっとヤバい。子供の精神を壊すとある星の光がチェンソーマンに食べられて消滅した。かつてあった“アサヒ”ビールがタツキビールに変わってる。夏なのに北海道やドイツに積雪する。カレンダーが日曜日から始まらない。パワーが日本でシロクマや超大型クマを殺す。夜行性のコウモリの悪魔が昼間から空を飛ぶ。夜行性のコウモリの悪魔がヒルの悪魔と恋仲。第２部でも、アサの立場が弱い。朝日を告げる鶏のコケピーが死んだ！夕子は「すっごい綺麗な夕日が見れるんだ」と言うけどぜんぜん夕日が見えない。不穏なムードのまま黄昏とヨルが来た。
神々が初めの内に諸天と地を創造した。地は形がなく虚ろだった。闇が深淵の上にあり、神々の霊が水の上を動いていた。 神々は言った。「光あれ。」すると光があった。神々は光を見て良しとした。神々は光と闇を区別した。 神々は光を昼と名づけ、闇を夜と名づけた。夕があり、朝があった。第一日。
━━『創世記』1:1‐5
チェンソーマンの秘密。天地創造の第一日。ヘブライ語の雷は「ラアム（רַעַם）」、電は「バラーク（בָּרָק）」。かぶる「レーシュ（ר）」が雷電。聖書の法では、太陽と月と星々を崇めたら死刑。なので「光」の「オール（אוֹר）」「朝」の「ボケア（בֹּקֶר）」「夕」の「エレブ（עֶרֶב）」が日光や月光じゃなく、雷電の光。天地創造は、【唯一の神々】が「大きな二つの光」をメイクし、「太陽」と「月」を創造しない。ヘブライ語の「太陽」の「シェメシュ（שֶׁמֶשׁ）」は「水（מ）」こと水平線に映った「半太陽」。半太陽は主に日没や日の出で用いられる。初の半太陽は日没で、闇と恐怖を伴う。初の半太陽出ずる処、同性愛の街ソドムとゴモラは滅ぼされた。聖書一のイケメン、天使の様なヨセフを半太陽・月・星々は伏して拝んだ。太陽は雑魚！！「創造する」の「バラー（בָּרָא）」と「電光」の「バラーク（בָּרָק）」はニ文字が同じ。「創造する」は「（森を）切り開く」「食べる」とも訳される。創造は食べることで、森を切り開く電光のノコギリ。創造は「食べる電ノコ」。創造や天や地は二種類ずつ。第一日に創造される天地は、名無しの天国と名無しの地獄。つまり、プラスの創造は愛の言葉を超えた真の天国をつくる。「（名前の無い）地は形がなく、虚ろだった（創1:2）」。マイナスの創造は「悪の名前と形を食べて虚ろにする地」━━真の地獄をつくる。チェンソーマンは聖書の電ノコだ！聖なる電ノコは悪に輪廻転生させない。真の地獄が創造された後、深淵の上の「闇」が語られ、光（ガソリン）と闇は区別され、光は昼と名づけられ、闇は夜と名づけられ、夕と朝があった。これは第二部だね。
○第一日で「レーシュ（ר）」入りの単語
「レシート（רֵאשִׁית）」最初。
「バラー（בָּרָא）」創造する。
「エレツ（אֶרֶץ）」地。
「オール（אוֹר）」光。
「ルーアッハ（רוּחַ）」霊。
「エレブ（עֶרֶב）」夕。
「ボケア（בֹּקֶר）」朝。
「ラハフ（רָחַף）」動く。
「ラアー（רָאָה）」見る。
「アマル（אָמַר）」言う。
「カラー（קָרָא）」名づける。
ギリシャ語はあっさりめに。ギリシャ文字のRはピーみたいな「ロー（Ρ, ρ）」。雷、電、雷霆、およびゼウスに三つの雷電を与えた三名に共通する文字は「ロー（Ρ, ρ）」だけ。だから「ロー（Ρ, ρ）」が雷電の文字。新約聖書の原典はギリシャ語なので、ウラノス（天）、ガイア（地）、クロノス（時）、タナトス（死）などの単語が普通に出てくる。マキマが消そうとしていた四騎士の「死」もタナトス。
・「オウラノス（οὐρανός）」天神ウラノス。ゼウスの祖父。聖書の天国は「ウラノス王国」。
・「クロノス（Κρόνος）」時の神。ゼウスの父。聖書の「時」。
・「タルタロス（Τάρταρος）」深淵。子供を捨てるところ。
・「ヘカトンケイル（ Ἑκατόγχειρ）」百手巨人。タルタロスに捨てられた。
・「ブロンテー（βροντή）」女性名詞のサンダー（雷鳴）。
・「アストラペー（ἀστραπή）」女性名詞のライトニング（電光）。
・「ケラウノス（κεραυνός）」男性名詞のサンダーボルト（雷霆）。
・「アルゲース（ Ἄργης）」ゼウスに雷電を与えた一眼巨人。
・「ステロペース（Στερόπης）」ゼウスに雷電を与えた一眼巨人。
・「ブロンテース（Βροντης）」ゼウスに雷電を与えた一眼巨人。
・「キューリオス（Κυρίου）」主
・「パテール（Πατὴρ）」父
・「メーテール（μήτηρ）」母
・「マリア（Μαρία）」
・「キリスト（Χριστός）」
・「スタウロス（σταυρός）」十字架。
・「テューラー（θύρα）」扉。
・「ハマルティア（ἁμαρτία）」罪。
・「プリゾー（πρίζω）」ノコギリ。ソー。
月の犬。北欧神話の【太陽に勝る雷】は「ᚱ（ライドー）」。北欧に太陽と月と星々の神はいない。雷は「スルーマ」。最強の雷神は「トール」。雷ハンマーの「ミョルニル」。ミョルニルを造った「ドヴェルグ（ドワーフ）」の「シンドリ（フォージャー＝偽造者、鍛冶屋）」。四天ドワーフ、東（アウストリ）、西（ヴェストリ）、北（ノルズリ）、南（スズリ）が太陽と月と星々を造った。光エルフ（リョースアールヴァル）は太陽より美しい。太陽より輝く剣を持つ炎の巨人スルト。太陽の御者ソールは女の罪人、月の御者マーニは男の罪人。天狼（フェンリル）たちは太陽と月を追いかけ、太陽は天狼を恐れる。太陽が滅びる神々の黄昏（ラグナロク）。神々の黄昏に最強の天狼、月の犬（マーナガルム）が太陽を食べる。太陽があからさまに弱い。そして、怪物のような天狼、その正体は天使。正義の神族アスラ（Asura）の王は、ときどき天狗（天の犬）に化身して日食月食する者。阿修羅王は、太陽と月を崇拝させない天使として西洋や中東に定着した。天使なデンジ、犬なポチタと融合したデンジ、何度も犬と呼ばれるデンジは月と共に描かれる「月の犬」。マキマは日の丸や太陽の背景文字と描かれ、その正体は支配の悪魔で「太陽の罪人」。月の犬デンジは太陽の罪人マキマを食べた。『チェンソーマン』は「ᚱ（ライドー）」がたっぷり入ってる。
「スルーマ（þruma）」雷。
「アース神族（Æsir）」最も勢力がある神族。
「ヴァンル神族（Vanr）」二番目に勢力がある神族。
「トール（Thor）」最強の戦神にして雷神。マイティ・ソー。
「ミョルニル（mjolnir）」雷ハンマー
「ドヴェルグ（dvergr）」ドワーフ。神器や天体を造る器用な小人。
・モーズソグニル（Móðsognir）。一番えらいドワーフ。
・ドゥリン（Durin）二番目にえらいドワーフ。
・ブロック（Brokkr）ミョルニルを造ったドワーフ。
・エイトリ（Eitri）またはシンドリ（Sindri）。ミョルニルを造ったドワーフ。フォージャー（偽造者）の意。
・東のアウストリ（Austri）イースト。太陽と月と星を造った四天ドワーフの一人。
・西のヴェストリ（Vestri）ウェスト。太陽と月と星を造った四天ドワーフの一人。
・北のノルズリ（Norðri）ノース。太陽と月と星を造った四天ドワーフの一人。
・南のスズリ（Sudri）サウス。太陽と月と星を造った四天ドワーフの一人。
・ガンダールヴ（Gandalfr）とんがり帽子の魔法使いガンダルフのオリジナル。
「ユグドラシル（yggdrasill）」世界樹。
「ムスペルヘイム（muspellzheimr）」火の世界。この火から日月星が造られた。
「ヨルムンガンド（Jormungandr）」世界蛇。雷神トールと相打ちの運命。
「ユミル（Ymir）」巨人の始祖。太陽や月や星が造られる以前の存在。
「リョースアールヴァル（Ljósálfar）」光エルフ。太陽より美しいエルフ。
「デックアールヴァル（Dökkálfar）」闇エルフ。ピッチより黒いエルフ。
「フェンリル（fenrir）」 太陽や月を追いかける天狼。
・月の犬（Mánagarmr） 神々の黄昏に太陽を喰らうフェンリル。
「スルト（Surtr）」日月星の光の源にいる火の巨人。太陽より輝く剣を持つ。
「ラグナロク（Ragnarök）」神々の黄昏。太陽と月と星が消える。
英語。イングリッシュの【太陽に勝る雷】。すっげえ多いので流し読みで。
○R入りの神から
創造主（Creator）
主（LORD、Lord）
父（Father）
母（mother）
ブラザー（brother）
シスター（sister）
人（person）
キリスト（Christ）
マリア（Mary）
十字架（cross）
奇跡（miracle）
赦し（forgiveness）
栄光（glory）
慈悲（mercy）
教会（church）
宗教（religion）
○R入りの天使たち
熾天使（seraph）セラフ。複数形セラフィム。
智天使（cherub）ケルブ。複数形ケルビム（ビーム）。
座天使（Throne）スローン（ガルガリ）。
力天使（Virtue）ヴァーチュー（ヴァーチェ）。
能天使（Power）パワー（パワー）。
権天使（Principality）プリンシパリティ（プリンシ）。
大天使（Archangels）アークエンジェル。
○R入りの産（自然）
ネイチャー（nature）産（自然）。
サンダー（thunder）雷、雷鳴。
アース（earth）地
ウォーター（water）水
ファイア（fire）火
エア（air）吹（風、空気）
ファーママント（firmament）大空。
グラウンド（ground）土地。
レイン（rain）雨。
リバー（river）川。
ストリーム（stream）小川。
グラス（grass）草、牧草、芝。
ハーブ（herb）草、薬草。
グリーン（green）緑。
フラワー（flower）花。
ツリー（tree）木。
フォレスト（forest）森。
フルーツ（fruits）果実。
スプリング（spring）春。
サマー（summer）夏。
ウィンター（winter）冬。
○R入りの宇宙
ユニヴァース（universe）宇宙。
アストロノーツ（astronaut）宇宙飛行士。
ダークネス（darkness）暗闇。
アストロノミー（astronomy）天文学。
スター（star）星。
メテオラ（meteor）流星。
メテオライト（meteorite）隕石。
マーズ（Mars）火星。
マーキュリー（Mercury）水星。
ジュピター（Jupiter）木星。
サターン（Saturn）土星。
アース（Earth）地球。
○R入りの学問
ティーチャー（teacher）教師。
プロフェッサー（professor）教授。
ユニヴァーシティ（university）大学。
リタラチャー（literature）文学。
アート（art）芸術。
ヒストリー（history）歴史学。
アーキアラジー（archaeology）考古学。
ジオグラフィー（geography）地理学。
アンスラパラジー（anthropology）人類学。
○R入りの国
ガヴァメント（government）政府。
プレジデント（president）大統領。
ミニスター（minister）大臣。
ミニストリ（ministry）省庁。
パブリック・サーヴァント（public servant）公務員。
リパブリック（republic）共和制、共和国。
デモクラシー（democracy）民主主義。
サヴァランティ（sovereignty）主権。
オーソリティ（authority）権威。
パワー（power）権力。
ライト（right）正義（右）、正しい機会（権利）。
フリー（free）自由。
リバティ（liberty🗽）自由。
○R入りのメディア用語
ワールド（world）世界。
ウォー（war）戦争。
モーニング（morning）朝。
リアラティ（reality）現実。
コンクリート（concrete）具体。
エクスペリエンス（experience）経験。
エクスペリメント（experiment）実験。
エンデヴァー（endeavor）努力。
プロダクション（production）生産。
ニュースペーパー（newspaper）新聞。
プログラム（program）番組。
プラパゲイシャン（propagation）宣伝。
○R入りの色
カラー（color）色。
グリーン（green）緑色。
レッド（red）赤色。
オレンジ（orange）
パープル（purple）紫色。
ブラウン（brown）茶色。
ダークブラウン（dark brown）こげ茶色。
オーカー（ocher）黄土色。
グレイ（gray）灰色。
シルバー（silver）銀色。
○R入りの食
ライス（rice）米。
バーリィ（barley）大麦。
ブレッド（bread）パン。
ストロベリー（strawberry）いちご。
ハンバーガー（hamburger）
フランクフルト（frankfurter）
ラーメン（ramen）
カレー（curry）
右の悪女イザナミは正義！聖書とコーランは「天使は右側、悪魔は左側」で固定。だから公安の悪魔は右目や右腕に関わるし、公安の魔人たちは天使名だらけ。創造主（Creator）は兄と弟のないブラザー（brother）や姉と妹のないシスター（sister）の平等を創造する。本物の自然、太陽に勝る「産（nature）」は兄と弟のないブラザーと姉と妹のないシスターの平等を産む。世界（world）はブラザーを兄と弟に分けないし、シスターを姉と妹に分けない。権利は誤訳で、本物は「right（正機、正しい機会）」のこと。生命正機、自由正機、幸福になる正機。英語のright , ラテン語のrectus, フランス語のdroit, イタリア語のdiritto , ドイツ語のrecht、スペイン語のderechoなどは「正義＝正しい側（右）＝正機」を意味する。創造主や産は「左の＝邪悪の（sinister）」を創造しないし、産まない。仏道の世閒を含めて、世界は昔から「右が正義、左が邪悪」「兄弟姉妹がない」。日本の自然や仏教や世間は偽物。日本仏道の語る悪人正機は右左がなく、兄と弟のない「ブラートリ（भ्रातृ）」と姉と妹のない「バギニー（भगिनी）」を伝えない。「左の姉なる太陽アマテラス」「左の兄なる島男イザナギ（アマテラスの親）」はワールドやネイチャーに存在しない作り物。日本では天皇から庶民まで「左の文化」。右と正義と切り離された権利、左優先の天皇、左大臣は右大臣より上、左衛門は右衛門より上、左方舞は右方舞より上、左を上に着る和服、左にご飯を置く和食、左上位の和室、左上位の席順。右と正義と権利がバラバラで、世界の右と自国の左すら隠ぺいする教育と報道。『チェンソーマン』では、日本人だけがマキマの正体や目的を知らずに犬として支配され、公安や高学歴ヤクザさえ銃（自由）の実情を知らない。正しい機会を奪われてるのはデンジやパワーだけじゃない。ジョージ・オーウェルは新日本語の始まった「1884年」から『1984年』の「ビッグ・ブラザー（兄）」とニュースピークを書き、銃の悪魔は「1984年」にやって来た。
友達。「日出ずる処」では天子（倭王）が天を司る兄で、天子の弟（王弟）が日を司る弟。早川兄弟は「日出ずる処」がモデルか。タイヨウの兄だったアキは「日出ずる処の天子」ポジで天使と親しく、金曜日にやって来る銃の悪魔━━「明星天子（金星）」の魔人になった。早川アキは天使組の「アークエンジェル」に入りそうで入らない。姫野は先輩後輩じゃなく友達でいこうと言った。アキやパワーをデンジの兄や妹と言ったのは、家族を知らないマキマだけ。デンジやパワーは魔人化したアキを先輩や兄ではなく「アキ」と呼んだ（もう死んでるけど）。魔人のパワーは最後にデンジをお兄ちゃんでなく友達と言った。Rのない魔人（fiend）にRを加えると友達（friend）になる。friはpri（愛）を意味するパーツ。チェンソーマンは愛の物語。
「神（申）」は雷神や雷電を意味する漢字。中華の鬼はオニではなく、中華の風水に鬼門はなく、中華の陰陽に陰陽道はない。現代中華で大人気な『論衡』は【鬼神は太陽の気で出来た天神】と書く。魂魄の魂は精神エネルギー、魄は肉体エネルギー。鬼が精神と肉体を両方を司るのに、鬼が悪なわけがない。キリストは「人の子の肉を食べ、人の子の血を呑まなければ、命を持てない」「天国は童子のような人たちのもの」と言った。デンジやパワーは？人の子の血肉を呑み食いする子供のような天使で、サムライソードを捕まえる側だ。平安時代、やんごとなき血筋の者たちが大江山で「茨の王（The Briar King）の酒」━━聖書を広めようとして、邪悪な天皇を守る陰陽師や源氏に殺された。クリスチャンは「オニ」「酒呑童子」「茨木童子」と呼ばれた。「鬼畜米英」と同じやり口。「オニ」は天皇や貴族や陰陽師、不正な権力者の側が上から決めつけた。オニの人食いも、悪いオニ退治も、不吉な鬼門も、太陽も、陰気なオニも全部嘘だ。歴史的事実を言えば、クリスチャンは日本建国前からこの島や中華に定住していた。「神（申）」や「鬼」すら知らない大衆は、いつからクリスチャンがこの島に居たか知らない。鬼を斬る側は歪んでいる。オニとカミと太陽と陰陽が悪質な嘘なのに、ヒノカミと刀を降りかざす側が善人なわけない。サムライソードを振り回す野郎は捕まえろ！捕まえても食うんじゃねえぞ。
なんという高い天空から、なんという奈落の底に堕ちたことか！
雷霆を彼は用いた━━だから、彼の力がわれわれの力以上に強力だったのだ。
それにしても、あの恐るべき武器の威力を、その場に臨むまで知らなかったとは！
━━『失楽園』第一巻 サタンがベルゼブブに語る 平井正穂訳
雷霆。日本はサタンが堕ちた地獄島。マキマ宅には地球に降りるサタンの絵があった。【太陽に勝る雷】は月や星々にも勝る雷。西洋や中東やユダヤは【日月星に勝る雷】を共有している。天使は人語を知らないので、神が人に【日月星に勝る雷】のRを伝えてると知らなかった。それで日月星…明星の熾天使と智天使ベルゼブブらはRを知らずに神に逆らった時、神の雷霆（サンダーボルト）で天から奈落の底まで落とされた。日本神話が右（正義）のイザナミと八雷を黄泉に閉じ込め、桃で八雷を追い払った（鬼やらいの始まり）としているのは、サタンが神の雷霆で天から落とされたから。桃太郎は悪！サタンは日本や中華ではリンゴではなく桃を人間に与えてだましている。空海は十三仏で十三番目の明星天子（虚空蔵菩薩）を最高の菩薩とし、高野山に真言宗を開いた。最澄は明星天子の木から薬師如来坐像を掘って、それを比叡山延暦寺の中心とし、天台宗をひらいた。聖書の法では日月星の崇拝は死刑！十三なるサタンは仏を装い人間に知恵を与えるけれども、アスラ（天使）の敵であるデーヴァ族の雷神インドラ（इन्द्र、Indra）は不完全な知恵しかない。サタンは自分たちを落とした雷霆をよく知らない。まあサタンの片腕なハエの悪魔ベルゼブブはもう食われちまったみたいだけど！『チェンソーマン』ではゾンビにも生ゴミにもハエやうじがたからない。
チトラ王が彼（アールニ）に「ガウタマ仙よ、傲慢になることのなかったあなたは、ブラフマンを知るに相応しい方です。あなたにお教えしましょう。」と。そこで彼（チトラ＝ガーングヤーヤニ王）は語った。「この世界から去る者はすべて月に赴く。月はかれらの生気によって前半の半月に増大し、後半の半月の間にかれらを再び出生させる。月は実に天界の門である。━━『ウパニシャッド』１ページ目 岩本裕訳
時（クロノス）。時のクロノスは天の父ウラノスを倒し、わが子ポセイドンやプルトンを食べ、わが子の雷神ゼウスに倒された。【日月星に勝る雷】は【時に勝る雷】。『ウパニシャッド』では梵天（ブラフマン）を知るには、月を知ることだと言う。月こそは世界から去る者すべてを輪廻転生させる天界の門だと。けれど、日月星の神がいない世界樹において、月の犬は「死ぬ人間の肉すべてで腹をみたし、月をとらえる」。つまり、月の犬は「輪廻転生させる天界の門（月）」を占拠し、死んだ人類の肉を食べて輪廻転生させない。月の犬なチェンソーマンは悪魔を食べて輪廻転生させない。ギリシャの「時」であれ、輪廻転生の「時」であれ、無限の「時」であれ、【時に勝る雷】が滅ぼす。たとえチェンソーマンからRと肉体と人格と記憶と仲間が失われても、チェンソーマンは無限の時を切り裂く！
・「シャルシェラー（שַׁרְשְׁרָה）」チェーン。鎖。
・「メギラー（מְגֵרָה）」ソー。ノコギリ。
神々の黄昏。【太陽に勝るR】という電力を入れれば、時代を読める。世界的にヒットした韓ドラ『地獄が呼んでいる』は、「太陽を喰らう天の大きな犬」と「天使」を結びつける。『SPY×FAMILY』は雷ハンマーを造ったフォージャー（シンドリ）家と神々の黄昏とヨルとアーニャの物語で、罰がトニト（雷）。『進撃の巨人』は日月星が神でない世界の源━━巨人ユミルの物語で、巨人化は雷を伴う。『僕のヒーローアカデミア』は日月星を崇めたら死刑にするオールマイティの化身オールマイトと「太陽すら喰らう者」が出てくる。『呪術廻戦』では四つ腕で影の星に執着する「太陽すら喰らう者」、藤原家の雷神タケミカヅチの仏版「不空羂索観音」、雷で有名すぎる菅原道真の子孫が出てくる。『アンデッドアンラック』では太陽がラスボス。『ダークソウル』シリーズでは太陽神（嘘）は雷神への刑罰。なろうは太陽に勝るエルフとドワーフの異世界だらけ。すでに電光なる創造、太陽のない昼と夜、電光な朝と夕が始まっている。偽りの太陽は滅び、本物の光が輝く。
